数日前から予約して満を持しての訪問もあれば、行き当たりばったり、酔った勢いでの急遽の訪問もあります。経験上、後者の方が良い結果となることが多いような気がします。
この日は埼玉方面でゴルフをし、同僚のクルマで新宿まで送ってもらい、電車組と飲んで、その後でした。
かなり酩酊状態で、スマホを操作する指先も怪しい動きだったのですが、あるサロンを選び出していました。適当に流し見しながら、あるセラピさんのプロフィールに「寛容」の二文字を見つけました。
電話すると、40分後なら入れるといいます。時計を見つつ、ま、もう少し飲みながら時間を潰そうと考え予約を取りました。
こちらのお店、西新宿や初台など数部屋を展開中とのことですが、予約したセラピさん、この日は大久保店とのことです。地図を見ると「東新宿」に近い辺りでしたので、「まいどおおきに食堂」で安い酒を飲みながら、時間を潰しました。
セラピさんは、少しハーフのような美人、というか超美人です。ドアを開けて瞬間に胸の鼓動が高まります。スタイルも抜群です。何とは無しですが「健全感」のようなものを感じてしまいます。
ゴ、ルフで疲れているし、お酒も入っているしで、寝落ちを覚悟し、セラピさんにも「寝ちゃったらごめんね」とあらかじめ言っておきます。「どうぞ、おくつろぎください」と優しい言葉が返ってきます。「寝ちゃったらさ、さぼってもいいからね」と言うと、「いえいえ、きちんと仕事はしますよ」と笑顔で返ってきます。
実際、かなり序盤で寝落ちてしまいました。マッサージが上手なのです。パンパンに張った脚や、腰を入念にほぐしてくれて、気持ち良さにいつしか寝入ってしまったのです。
次に意識が戻ったとき、カエル脚に開いたこちらの股間に、腕全体を使ったロングストロークが行われていたのですが、かなり露骨に掠りがあり、寝ていたはずなのに、何と、BK状態になっていたのです。
「寝ちゃってた」とつぶやくと、「はい。すやすやでした」と笑っています。
「いまは、寝てられない」と若干乱れた鼻息と共に言うと、「お元気ですね」と手の甲で露骨な掠りを加えてきます。
何もお願いしてないのにこの展開。「ひょっとすると...」と期待した通り、楽しい時間が待っていました。