メビウスの輪ってあるじゃないですか。 テープの端をくるっと180°ひねってくっつけるやつです。線を引いていくと元に戻っていって、どっちが表か裏か分からない。「無限」の象徴のように言われます。 筒井康隆さんの短編に『腸はどこへ行った』というのがあって、主人公の男性の腸がメビウスの輪になってしまうのです。そのため数十年にわたり大便が出ない。手術で腸を元に戻すと数十年分がどこからか降ってきて自...
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