エステに行くモチベーションはいろいろあると思うのですが、この日は身体がしんどくて、マッサージを受けながら昼寝もしたい気分でした。立ち寄り先が赤坂でしたので、検索サイトで適当にお店を選んで電話しました。
入り口はどこかの会社のようなビルでした。ドアを開けると広いオープンスペースがあり、マンションという感じがしません。しかしエレベーターで上に上がると紛れもなく居住用マンション。不思議な作りです。
赤坂という地名の印象から、もっとプロっぽいセラピさんの登場を予想していましたが、ドアの向こうに立つのは、純情そうなカワイ子ちゃんでした。
聞けばデビュー一ヶ月。学生だそうです。
慣れないながらも、メンズエステのグレーな要素については一生懸命学んでいる最中だそうです。
「手で5です」
あからさまな発言でしたが、こう、言い返します。
「ごめん、せっかくなんだけど、手じゃダメなのと、手で5はちと抵抗ある」
「そうなんですか」
「でも、〇〇ちゃんに、5を渡したい気持ちは凄くある」
「うれしい!」
「手の代わりに何があり得るか、一緒に考えようか」
「はい!」
その結果、メンエスでは比較的珍しい、あの技が繰り出されることになりました。
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