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【エッセイ】メンエスにどっぷりはまったおっさんが初心の頃、初店外デートでセラピさんから頼まれた意外なこと②

寿司に行く日。

待ち合わせは、A子の店舗の最寄り駅近くのタリーズでした。店関係者や馴染み客に会うのは嫌だろうと、別の場所を提案したのですが、A子が「別に構いませんよ」というので決定。このあたり、無防備というか無邪気というか、それとも瑣末なことは超越してしまっているのか、何とも不思議な人物像なのです。

この日早上がりのA子は、時間きっちりにタリーズに登場。そこからタクシーに乗って、西麻布に向かいました。A子は先日のDEEPな出来事などまるでなかったかのようにナチュラルな様子でした。

「素敵なお店!」と、A子は無邪気に喜んでいました。細身なのに食欲が旺盛なのには驚きました。「美人は大食い」の格言を思い出し、「美人のウンコはでかい」の俗説まで頭をよぎりました。

食べるだけではなく、A子はザルのように酒を召し上がりました。高級すし店の、一杯2Kも3Kもするような銘酒が、次々とA子の胃袋に消えていきました。

酔うほどに、A子の話は自分語りに向かいました。生い立ちとか、家族とか、経歴とか。何も隠そうとせず、赤裸々に語る無防備さに、ちょっと心配になるくらいでした。

かいつまんで言うと、現在の店の前は千葉・松戸周辺の「抜き店」に居たとのこと。あまりに客層が悪いので、都内に進出したとのこと。都内はやっぱり客層が良く、自分磨きにもなるとのこと。今は毎日が充実して楽しいとのこと。

先日の一件があったので、「客層が良い」と言われてこそばゆい感じがしましたが、一方であれがOKなら松戸では何があったんだろうと、気になったりもしました。

それから、「抜き」とか「悪い客層」とかいう言葉のイメージが上品で綺麗なA子には似つかわしくなく、そのギャップに少し「萌え」でもありました。

結局すし屋では、大将のお任せプラスα、βを召し上がり、プラスお酒ということで、エステ90分を4回行けるぐらいの支出となりました。

店を出て、スケベ心が頭をもたげて来たのですが、一方で大人の余裕を示したいという別の意味のスケベ心があり「どうする?もうちょっと飲む?」と聞くと、「はい。飲みたいです」の可愛い声。

で、取って置きの隠れ家バーに向かうわけです。

日本酒から、バーボンに酒を変えたA子は、それまでの上品なイメージからちょっと変わって、やや強い様子で、ある、現在の悩みを訴え出したのです。

悩みの吐露は、僕へのある「依頼」へと繋がっていきました。

それは驚くべき「依頼」でした。
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(続く)
【エッセイ】メンエスにどっぷりはまったおっさんが初心の頃、初店外デートでセラピさんから頼まれた意外なこと②
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