この日入った子は21歳の大学新4年生でした。就活も終わり時間が出来たのでと始めたエステでのバイトはまだ5日目だといいます。 その言葉通り、施術の腕前はまだまだ。
「慣れていないのでいろいろ教えてくださいね」とあくまでも謙虚です。 色白で、スレンダーで、黒髪が長く、知的な印象もあります。
「彼氏は?」と聞くと「今はいません」 「どうしてるの?」と聞くと「たまに一人で」
「必ず逝ける?」と聞くと「私、逝ったことないんです」
お、これは出番か。と思いつつ、まだ野望は胸に秘めることにします。
肉体関係を持ったのはこれまで僅かに一人だけ、と言います。それが信じられるような純朴さ、純粋さが感じられます。 いろんな会話を重ねてかなり打ち解けた感じになり、仰向けカエル足で鼠径部をマッサージしながら、こんな相談を持ちかけられました。
「男の人って、みんな出したがるじゃないですか?」
-そうなの?
「そうです。仰向けで鼠径部をやるとじっとしてられなくなって、必ず出したがるんです」
-必ず?
「はい」
-5日目で、全員?10人くらい?
「うーん。多分、10数人」
-全員?
「全員です」
-じゃあ、この状態でみんな勃起しちゃうんだ?
「はい」
-あ、ごめん。じゃあ、僕が最初の例外になっちゃったね(笑)
「あ、そうですね(笑) で、どうすればいいんですか、私?」
-どうすればって、男性客から要求された場合ってこと?
「そうです」
-触ってくれとかの要求ってこと?
「そうです」
-今まではどうしてたの?
「そういう店ではありません、とか言ってかわしていました」
-店には何て言われてるの?
「一応そういう対応をしろとは言われています」
-で、男の人達は?
「中には怒り出す人もいるし、しょげちゃう人もいるし、明らかにふさぎ込んじゃう人もいます」
-みんな、諦めるの?
「中には、見てて、って言って自分で始める人がいます」
-見てるの?
「はい。見ててあげます。何か面白いし」
-男性経験一人って言ってたけど、これまでに1本しか見てなかったんだよね?
「いえ、SEXは一人ですけど、Fとかで全部で3本」
-これまでプラベートで3本だったのに一気に本数が増えちゃったんだね?
「そうなんです。激増です」
-見ることに抵抗はないんだ?
「はい、ありません」
-触ることには?
「うーん。あるといえばある。ないといえばないかな」
-で、迷ってると?
「はい。残りの大学生活はここでバイトするつもりなので、どうやれば指名も貰えて長続きするかなって」
-なるほど。
<ここで筆者は一瞬こう考えました。こんな純朴な子には汚れて欲しくない。この純粋さに惹かれる客も大勢いるだろうし充分バイトは続けられるだろうから「厳しくすべき」と教えるべきではないか。しかし、その日そのときの己の欲望に勝てず、その場で自分がいい思いをする方向に話を持って行ってしまいました。
※掲載期限を過ぎましたので、情報詳細は非公開としました。